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大学教育開発センター長 阿部 和厚現職
北海道医療大学心理科学部言語聴覚療法学科 教授
北海道医療大学大学教育開発センター長
専門分野:解剖学・組織学・高等教育学
略歴
昭和39年 北海道大学医学部医学科卒業
昭和44年 北海道大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)
昭和60年 北海道大学医学部解剖学第三講座 教授
平成 8年 北海道大学高等教育機能開発総合センター 高等教育開発研究部長(併任)
平成14年 北海道医療大学心理科学部言語聴覚療法学科 教授
北海道医療大学FD委員会委員長
平成18年 北海道医療大学心理科学部長
平成19年 北海道医療大学大学教育開発センター長
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本学は、2007年4月1日に、松田一郎学長のリーダー シップにより、「大学教育開発センター」を開設しました。
本学は今日、薬学部、歯学部、看護福祉学部、心理科学 部がそれぞれ専門教育を中心に教育の質を上げてい
く努力をしており、それぞれの成果をあげています。「大 学教育開発センター」の設立は、これらの成果を全学
的に共有するとともに、全学的な協力により教育力向 上を図っていくという本学の決意を表しています。
入学した学生の資質、学力は年々変わっていきます。 しかし、大学には、入学したすべての学生に対し、卒業
時には国家試験や資格試験に合格する学力を身につ けさせる責任があります。センターはこの全学的教育
協力体制の要です。そして入学直後の教育内容には、 大学での学び方、学習力、意欲向上、学習習慣を身につ
ける科目が用意されることにより、専門教育を支える 教養教育・人間教育が活発となるとともに、複数の学
部が共同する特徴的な医療基本科目も推進され、専門 教育もさらに強化されるようになるでしょう。
「大学教育開発センター」には、センター運営審議 会を置き、その下に「大学教育プログラム開発部」と「全
学教育実施部」を置きます。センター運営審議会は、 学部で言えば教授会に相当し、センターの重要事項で
ある全学教育の推進、学部教育の改善に対する支援や 予算、センター職員の人事等に関する事項を審議します。
「大学教育プログラム開発部」は、センター長と2名の 専任教員、そして9名の兼担教員が籍をおき、本学の
教育力向上のための様々な教育改善戦略を具体的に 企画・立案します。そして将来の展望もふまえるため、
教育改善のための研究も担います。プログラム開発部 が本センターの要であり、ここでの活動が成功の鍵を握っ
ていると言っていいでしょう。「全学教育実施部」は、 部長のもとに、学部との連携で、全学的協力による授
業の提供を具体的にすすめます。全学教育は、全学的 協力体制に全学の教員が責任をもつという内容も含
んでいます。各教員は、大学の教育向上を自らのもの として取り組んでいきます。
「大学教育開発センター」の設立は、本学の新たな 知の構築をすすめます。そしてこれは新たな知の創造 へ結びつくはずです。
高等教育関連論文 (解剖学・組織学関連業績省略) |